クレンジングオイルの種類と選び方
クレンジングオイルは1種類だと思っていませんか?
実はクレンジングオイルは3種類あり、それぞれ成分が違います。
クレンジングオイルは、洗浄力は高くて人気の種類ですが、乾燥しやすくため肌が弱い方は避けがちです。
しかし、肌質に合わせたクレンジングオイルを使えば、乾燥などを気にせずしっかりメイクも落とせます。
クレンジングオイルは、角栓つまりにもおすすめのクレンジングです。
今回は、クレンジングオイルの種類と選び方について紹介します。
クレンジングオイルの種類【成分別】
クレンジングオイルは、成分別に炭化水素系・エステル系・油脂系の3種類に分けられます。洗浄力や、おすすめの肌質に注目してみていきましょう。
炭化水素系クレンジングオイル
炭化水素系クレンジングオイルは、3種類の中でも一番洗浄力が高いクレンジングオイルです。
代表的なオイルをご紹介します。
- ミネラルオイル
- イソドデカン
- ワセリン
- イソヘキサデカン
- 水添ポリイソブテン
- スクワラン
一般的なクレンジングオイルによく配合されているオイルです。
洗い上がりは、さっぱりしています。
脂性肌やメンズなど脂の過剰分泌によるテカリやすい人におすすめです。
さらに、バッチリメイクの時にも活躍します。
エステル系クレンジングオイル
エステル系クレンジングオイルは、洗浄力は炭化水素系よりもマイルドになります。
代表的なオイルをご紹介します。
- ホホバ油
- パルミチン酸イソプロピル
- トリエチルヘキサノイン
- イソノナン酸イソノニル
- ミリスチン酸イソプロピル
- ラウリン酸イソステアリル
このように、高級脂肪酸と高級アルコールの合成した「合成エステル油」が主成分です。
オイル感が少ないので、オイルの感触が苦手な方におすすめです。
炭化水素系よりも肌に優しく、ダブル洗顔不要のクレンジングオイルによく使われています。
しかし、乾燥しやすいためその後の保湿はしっかり行いましょう。
エステル系は3種類の中でも一番種類が多く、好みのクレンジングを見つけやすいです。
油脂系クレンジング
油脂系クレンジングは、一番肌に優しいクレンジングオイルです。
代表的なオイルをご紹介します。
- マカデミアナッツ油
- アルガニアスピノサ核油
- オリーブ油
- 馬油
- コメヌカ油
- ツバキ油
- アボカド油
- ヒマワリ種子油
これらの油は、人間の皮脂に近いため、保湿力も高く肌を柔らかくしてくれるオイルです。
敏感肌や乾燥肌で、他のクレンジングオイルでは乾燥や刺激がある人でも、こちらなら使える場合もあります。
洗浄力は他の2種類より低いですが、ナチュラルメイクなら問題なく落とせます。
肌質に合ったクレンジングオイルを使おう
3種類のクレンジングオイルは、肌質やメイクの濃さによって選びましょう。
洗浄力を求めるなら炭化水素系、ダブル洗顔が不要なものならエステル系、乾燥肌には油脂系クレンジングがおすすめです。
メイクの濃い日は、アイメイクリムーバーと併用すると肌への負担も最小限にできます。
肌質に合ったクレンジングで、健やかな肌を目指しましょう。